エア・ウォーター : M&Aによる事業ポートフォリオ構造の転換
通常価格
¥770 JPY
通常価格
セール価格
¥770 JPY
単価
あたり
エア・ウォーターは、産業ガス事業を主力としてきた企業である。産業ガスとは、鉄鋼や化学、医療などの目的に使用されるガスで、たとえば工場での製造工程などに用いられてきた。しかし、国内の大規模工場建設が少なくなってから、産業ガスのビジネスも大きな成長は見込めなくなっている。主力事業が成熟したとき、次の主力事業はどのように見つけ出されるのであろうか。同社はM&Aに成長の源泉を見いだした。とりわけ、小規模でありながら技術やサービスに優れた企業を次々と買収し、それらを自律的なネットワークとしてまとめ上げた。そのことで、従来の主力事業とは異なる事業分野を子会社集団として成長させ、事業ポートフォリオを変化させていったのである。本ケースは、こうした独特のM&A戦略を行っているエア・ウォーターの事業ポートフォリオの変遷をたどることで、成熟産業からの成長のヒントを探るものである。
【書誌情報】
ページ数:20ページ
サイズ:A4判変形
商品番号:TYKZ00144
登録日:2018/3/19
発行号:2018年春号