オリンパス光学工業 : デジタルカメラの事業化プロセスと業績V字回復への改革
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デジタルカメラ市場は、1990年代半ば以降驚異的なスピードで拡大し、30社近い企業が参入し熾烈な競争を繰り広げている。1996年、この市場に後発メーカーとして参入したオリンパス光学工業は、「銀塩カメラの代替としてのデジタルカメラ」の普及に成功した。ただ、短期間にトップ企業の一角に上りながら、部品価格の高騰、商品政策のつまずきから、2001年3月期には部門収益が赤字に転落。その2年後には業績のV字回復を実現するなど、市場の厳しい「波」を経験してきた。この競争市場において、同社のデジタルカメラ事業が成長を遂げられたのはなぜか。また、ごく短期間で収益回復できたのはなぜか。オリンパスのデジタルカメラ事業の変遷を追い、今後の展開を考える。
【書誌情報】
ページ数:21ページ
サイズ:A4判変形
商品番号:TYKZ00023
登録日:2003/6/12
発行号:2003年 夏号 51巻 1号